受験は“知識量”だけで勝負が決まるわけではありません。
合格する受験生には、学力以外にも 共通した考え方や習慣 があり、逆に、不合格に近づいてしまう受験生にも特徴があります。
この記事では、
- 受かる受験生の共通点
- 落ちる受験生の共通点
- 朝・昼・夜の効果的な過ごし方
をわかりやすくまとめました。
今日から変えられるポイントばかりなので、ぜひ参考にしてください。

受かる受験生の共通点
① 小さな習慣を毎日まわしている
1日10分でもコツコツ積み重ねる受験生は、テスト直前で焦らない。
「続ける仕組み」を持っているのが強み。
② 解き直しを重視している
わからない問題を“放置しない”。
板書よりも「間違えた原因をつぶす」ほうが点数に直結します。
③ スキマ時間の扱いが上手い
通学・休み時間・5分の空き時間を活用できる。
短い時間でも単語や計算で“2〜3点の積み重ね”を作る。
④ 勉強の順番を決めている
「得意→苦手」「基礎→応用」など、順序のルールがある。
迷わず始められるため、勉強時間のムダが少ない。
⑤ 自分の弱点を把握している
“できているつもり”ではなく、テスト結果やチェックリストで弱点が明確。
落ちる受験生の共通点
① 勉強の“やりっぱなし”が多い
解き直しをせず、間違いを放置して次へ進む。
これが最も成績が伸びない原因。
② 気分で勉強内容を変える
「今日は数学やりたい」「英語は気が乗らない」など、感情優先。
結果、弱点がいつまでも残る。
③ 勉強時間だけを増やしている
量だけ増やして質が低い。
効率の悪い反復やノートまとめに時間が消える。
④ スマホ・SNSへの誘惑に弱い
通知があるたび中断し、集中が切れる。
“勉強しているつもり”になりやすい。
⑤ 分からない問題を放置する
質問しない・調べないため、ミスが毎回同じ。

受かる受験生の「1日の過ごし方」
【朝】短時間で“脳のスイッチ”を入れる
- 英単語10個
- 計算問題5分
- 今日やることのチェック
ポイントは 短く・軽く・すぐ終わるタスク を入れること。
朝に小さな達成感をつくる受験生は、1日の勉強が安定します。
【昼】復習で“忘れを防ぐ”
- 午前に習った内容を軽く復習
- 英語・社会など覚える科目を10分だけチェック
- テスト直前なら、間違えた問題だけ見返す
昼の復習は“記憶の定着率”を大きく高めます。
短時間でOK。積み重ねるほど忘れにくくなります。
【夜】1日の仕上げ+弱点つぶし
- 今日できなかった問題を解き直す
- 次の日にやることを3つだけ書く(優先度を決める)
- 睡眠前は暗記科目を少しだけ見返す
夜は“見直しと準備”の時間にすることで、翌日がスムーズにスタートできます。
まとめ:1日の使い方で合格に近づく
受かる受験生は、習慣・順番・復習 を大切にしています。
逆に、落ちる受験生は、気分任せ・解きっぱなし・誘惑に負ける という共通点を持っています。
勉強は、根性ではなく“仕組み”で変わります。
今日の行動を1つ変えるだけで、1ヶ月後・3ヶ月後の結果が大きく変わる。
それが受験勉強の本質です。
