高校受験で点数を伸ばしたいなら、過去問を“目的を持って使う”ことが大切です。ただ解くだけでは成績は上がりません。
さらに、中学生は 受験勉強と定期テストの両立が必要。だからこそ、正しい順番で勉強することが重要です。
■① 過去問は「目的を持って」使う

過去問は“実力チェック”の道具ではなく、
出題パターンを知り、弱点を発見し、受験までに何をすべきか明確にするための教材です。
目的なく解くのは時間のムダです。
■② 基礎が固まっていないと過去問は効果が半減

過去問で点が取れない多くの理由は 基礎不足。
公式・語句・文法・典型問題が身についていないと、過去問を解いても伸びません。
まずは学校教材・基本問題で「土台」を固めましょう。
■③ 解説を熟読するのが最重要

点数アップの決め手はここ。
「なぜ間違えたのか」
「次はどうすれば解けるのか」
この2つを解説で理解することが、成績の伸びに直結します。
■④ 解き直しで知識を“定着”させる

1回解いて終わりでは意味がありません。
解き直し=成績を伸ばす一番の行動です。
・間違えた問題
・たまたま正解した問題
・理解があやふやな問題
これらは必ずもう一度解いて、正しく思い出せる状態にします。
■⑤ 定期テストは「学校の教材」からほぼ出る

受験問題とは違い、定期テストは学校ワーク・教科書・授業プリントが最重要。
まずはここを完璧にしてください。
受験と違って、範囲が決まっているので
「覚える→思い出す」 のシンプルな戦いです。
■⑥ 受験勉強と定期テストの両立は可能

両立のコツはシンプル。
定期テスト前:学校教材を完璧に
テスト後:受験の基礎+過去問に戻る
このサイクルを守るだけで、内申点も入試点も上がります。
■⑦ 形だけの勉強は意味がない

問題を“眺めるだけ”
解説を“読むだけ”
これは勉強に見えて、実は身についていません。
大事なのは、問題を見て「答えを思い出せる状態」になっているかどうか。
■⑧ 最速で身につく方法=テスト方式で思い出す練習

人は「思い出す」ことで記憶が定着します。
だからこそ、
・ミニテスト
・自作の一問一答
・過去問の短時間演習
など、アウトプット中心の勉強が最も効果的です。
▼まとめ
- 過去問は目的を持って使う
- 基礎ができていないと効果が半減
- 解説を熟読し、必ず解き直す
- 定期テストは学校教材を完璧に
- 受験と定期テストは両立できる
- 大事なのは「思い出す」勉強
成績を伸ばす勉強は、派手ではないけど、確実に力がつきます。
今日からできることを一つずつ積み重ねていきましょう。
