定期テストで高得点を取りたい。
470点以上を安定して取れる力をつけたい。
そんな中学生に向けて、今回は“中3・1学期の範囲を例”にしながら、どの時期でも使える高得点の勉強法をまとめました。
学校によって範囲は異なりますが、ここで紹介する方法は 「どの学期でも・どの定期テストでも使えるベース」 です。
今から読んでもしっかり次のテストに活かせます。
1. 国語|“文章の型”をつかめば90点台が狙える
●ポイント
国語は“解き方の型”を覚えるだけで点が伸びる教科です。
●やること
- 教科書本文を3回読む(段落ごとの要点を理解)登場人物の心情・筆者の主張がわかれば、問題の半分以上は解ける。
- ワークの記述問題は“そのまま暗記”から入るまずは写して覚える→言い回しを理解する、が最速ルート。
- 文法は基礎(品詞、用言など)を固めるだけでOK1学期は難文法が少ないので例文で品詞が言えるレベルが理想。
2. 理科|1学期は“化学・生物中心”の学校が多い(運動なしの場合)

●ポイント
1学期の理科は「化学変化」「イオン」「生物の遺伝」など、範囲は重め。
●やること
- まとめノートを作らない
書く時間が長くなるだけで得点に直結しにくい。 - ワークを3周する(最強)
1周目:埋める
2周目:見ないで解く
3周目:間違えた問題だけ
→ これだけで80〜90点台が狙える。 - 化学は“変化の前後”を整理する
質量変化、気体の発生、色の変化などを矢印でつなぐと理解が早い。 - 遺伝は“パターン暗記”で解ける
優性・劣性の組み合わせは例題を覚えれば一気に点が取れる。
3. 英語|“単語×本文読み”で得点が一気に安定する

●ポイント
1学期は現在完了・受け身・不定詞などが中心(関係代名詞がない学校も多い)。
●やること
- 単語テストを毎日10分(1週間で100〜150語)
英語が伸びない理由の80%は単語不足。 - 教科書本文を声に出して読む
リズム・語順の型が定着し、長文が読みやすくなる。 - 文法は“習った範囲だけ完璧”にする
現在完了、受け身、不定詞など1学期の範囲を丁寧に。 - 英作文は教科書の文の型をそのまま使う
一から文章を作るより、型を覚える方が確実に点が取れる。
4. 社会|公民中心の学校は“仕組み理解”が得点の決め手

●ポイント
公民は暗記ではなく“つながり理解”が得点を伸ばす。
●やること
- ワークを3周(語句→説明できるレベルへ)
言葉の意味を文章で説明できれば90点台が見える。 - 憲法・三権分立・国会・内閣など“流れで理解”
国会→内閣→裁判所の関係を図に書くと一気に覚えやすくなる。 - 文章問題は“根拠の一文”を本文から探す練習をする
公民は本文に答えがあることが多い。
5. 数学|1学期は“計算ミスを減らせるか”が勝負

●ポイント
「展開・因数分解」「平方根」など、計算量が多い。
●やること
- 見直し専用の時間をつくる(ミス消しが最優先)
解く時間と見直し時間は完全に分ける。 - 例題を“説明できるレベル”まで理解する
なぜそう解くのか分かれば応用にも強くなる。 - 応用問題は“ワークのパターン暗記”で十分対応可能
定期テストは問題の傾向が大きく変わらない。
■ まとめ|470点以上を取る生徒は“基本を丁寧にやる”だけ
470点ラインに到達する子の共通点はシンプルです。
✔ ワークは3周
✔ 国語の記述は暗記
✔ 英単語は毎日
✔ 理科はノート作らずワーク中心
✔ 数学はミス消し
“当たり前のことを丁寧にやるだけ”で、点数は確実に伸びます。
どの学期からでも遅くありません。
次のテストから実践して、470点以上をしっかり狙っていきましょう。

