「せっかくの連休、ちょっと休もうかな」
「明日からちゃんとやればいいか」
気づいたら、あっという間に休みが終わっていた。
——そんな経験、ありませんか?
実は、連休の過ごし方って思っている以上に大事なんです。
なぜなら、この“ちょっとした休みの過ごし方”で、
その後の勉強のリズムがガラッと変わってしまうからです。

■ 休むこと自体は悪くない。でも「止まる」と戻るのが大変。
まず、休むことは悪いことじゃありません。
頭も体も休ませる時間は必要です。
でも問題は、「完全に止まってしまうこと」。
何日かまったく勉強しないと、
脳が“勉強モード”をすっかり忘れてしまうんです。
そうなると、連休明けに
「やばい、全然集中できない…」
「勉強のやり方、忘れたかも…」
って状態になります。
逆に、連休中でも少しだけ勉強を続けている子は、
スムーズに授業に戻れるし、テスト勉強のスタートも早いです。

■ コツは“時間”じゃなく“頻度”
大事なのは「何時間勉強したか」よりも、
「どれだけ勉強を止めなかったか」です。
たとえば、
・朝10分だけ英単語を見る
・数学の計算を1ページだけやる
・昨日のノートを軽く読み返す
これくらいでOK。
大切なのは、“勉強のスイッチを切らないこと”です。

■ それでも「やる気が出ない」日は?
そんな日、もちろんあります。
でも実は「やる気が出てからやる」って、永遠に来ません。
勉強が続く子は、「とりあえず5分だけやる」を決めています。
そうすると不思議なことに、
やっているうちに気持ちが乗ってくるんです。
“やる気”って、行動のあとに出てくるもの。
つまり、最初の5分を動けるかどうか。
そこが一番の勝負ポイントです。

■ 連休は“整える時間”にも使える
もし勉強のリズムが崩れているなら、
連休はそれを立て直すチャンスです。
・机の整理をする
・勉強アプリを見直す
・苦手教科を1つだけやる
こういう“準備の時間”も立派な勉強です。
「休みだからできること」を1つでもやっておくと、
連休明けがぐっと楽になります。
■ まとめ
連休をうまく使う子ほど、成績が安定します。
やる気よりも、まず“動くこと”。
完璧よりも、“続けること”。
連休を「ただの休み」で終わらせず、
「次のテストで伸びる準備期間」に変えていきましょう。
浦添市の学習塾「ネクストワン」では、
こうした“習慣のつくり方”を大事にしています。
勉強時間よりも、勉強のリズムを整えること。
それが、成績アップの第一歩です。
